高麗野 あうん

「高麗野 あうん（こまの あうん）」とは博麗神社を守護する狛犬です。元々は博麗神社に限らず、神社や寺など人の信仰を集めそうな場所に居候し、守護するありがたい存在です。 狛犬の石像に宿った実体を持たない神霊だったのですが「摩多羅 隠岐奈（またら おきな）」が背中に作った後戸の魔力で受肉し、力を得たことで今の姿になりました。そういう意味では隠岐奈は、あうんの生みの親とも言えます。 あうんは一人で狛犬と獅子の2つの性質を持ちます。神社にある狛犬というのは、阿の獅子と吽の狛犬の一対で像が作られるため、このような性質になっています。そのためか、あうん自体も分身することができます。 初登場は原作『東方天空璋　～ Hidden Star in Four Seasons.』。Stage 3で春になった博麗神社で花見をしていたところ、主人公に退治されてしまいます。「チルノ」や「射命丸 文（しゃめいまる あや）」のルートで退治されるのはまだわかりますが、博麗神社を守護するありがたい存在にも関わらず「博麗 霊夢（はくれい れいむ）」ルートでも退治されています。