摩多羅 隠岐奈

またら おきな


茅原実里

粗茶

キャラクター紹介

「摩多羅 隠岐奈(またら おきな)」は『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』で起きた異変の元凶であり、「八雲 紫(やくも ゆかり)」と同じく幻想郷の創設に関わった賢者の一人です。地獄の女神である「ヘカーティア・ラピスラズリ」に対しても「幻想郷に手を出すな」と警告できるあたり、相当立場が高いのが伺えます。 種族は秘神となっていますが、本人曰く、後戸の神・障碍の神・能楽の神・宿神・星神・幻想郷の賢者・フィクサー・地母神・能楽の神・星の神・養蚕の神・障碍の神・被差別民の神……と、神としてのあまりに多すぎる肩書を持っているようです。 しかし『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』で異変を起こしたきっかけは、自分が目立つため。その裏の理由としては、幻想郷が正常に機能していることを確かめるためだったようですが、なんにせよ掴みどころのない人物です。 隠岐奈の能力は「あらゆるものの背中に扉を作る程度の能力」です。ただ扉が作られるだけなら大したことはありませんが、隠岐奈が作る扉とはいわゆる後戸と呼ばれるもの。後戸は、この世界とは異なる領域への入り口とされているもので、隠岐奈はこの能力で幻想郷を外の世界から守り、どこへでも移動できて、生命力や精神力をコントロールし、幻想郷のバランスを取るという何でもありな能力です。 この隠岐奈ですが、能の神としては「秦 こころ(はたの こころ)」が生まれるきっかけとなった人物と関連があったり、「洩矢 諏訪子(もりや すわこ)」の「ミシャクジ」は「宿神」という文字を当てることもあったり……と、掘り下げれば掘り下げるほどに底の知れないキャラクターです。

関連情報

関連作品