射命丸 文

しゃめいまる あや


長妻樹里

こざくら

キャラクター紹介

「射命丸 文(しゃめいまる あや)」は鴉天狗の新聞記者です。自らの新聞、「文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)」を発行するため、日夜取材に励んでいます。「風を操る程度の能力」を持ち、そのポリシーは「真実のみを記事にする」こと。面白さ優先のでたらめな記事が多い天狗の新聞界では珍しく真面目で誠実――と思いきや、「真実でさえあればなんでもいい」と自作自演の事件を記事にすることもあり、割と暴走します。 そんな、やや行き過ぎたところもある文ですが、「裏の取れない情報は記事にしない」「取材する相手には礼儀正しく接する」など、やはり根本的には真面目です。その取材スタイルも「徹底的に足で稼ぐ」という、新聞への情熱にあふれたもの。ただ、気付くとなぜか取材ではなく決闘になっていて、結果的には喧嘩を売って歩くような事態になったこともありました。 また、新聞記者という仕事柄、幻想郷の妖怪たちとも取材を通じて面識があることが多く、原作『東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.』『ダブルスポイラー ~ 東方文花帖』での活躍をはじめ、たくさんの妖怪たちと関わり合いのあるキャラクターでもあります。 同じ鴉天狗の新聞記者に「姫海棠 はたて(ひめかいどう はたて)」がいます。文が撮影技術と速報性を一番に考えているのに対し、はたては写真は二の次、記事の中身を大事にする傾向にあります。主張がまったく合わないため、二人が顔を合わせると大抵口喧嘩になります。しかし、喧嘩はしても、心底嫌っているわけではないようです。文は内心では彼女の新聞を「革新的で進歩的」と認めています。一見いがみ合っているようでも、良きライバルとして、意識しているようです。

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