豊聡耳 神子

とよさとみみ の みこ


八巻アンナ

粗茶

キャラクター紹介

「豊聡耳 神子(とよさとみみ の みこ)」は仙人の一種・尸解仙(しかいせん)にして、聖人です。 「十人の話を同時に聞く事が出来る程度の能力」を持っています。馬小屋で生まれ、幼き時から天才と呼ばれた彼女は、その才覚で役人や市井の人々の人気を集め、指導者としての頭角を現していきました。 性格は、合理的かつ打算的。結果のためなら過程はかえりみません。その最たる例が宗教でした。 神子は、統治のために民衆には戒律の厳しい仏教を広め、その一方で、自身は死に抗うべく中国伝来の道教を信仰します。最後は同志「物部 布都(もののべ の ふと)」と共に死を超越した尸解仙となるために、「神霊廟」と呼ばれる場所の中で、長い眠りへと就きました。 死を超越した尸解仙への道……決してそれは、私利私欲のためだけではありません。人々にはまだ、聖人としての「豊聡耳 神子」が必要であると考えたがゆえの決断でもありました。 さて、時が流れ、現代。眠る神子の発するただならぬ気配を知った「聖 白蓮(ひじり びゃくれん)」は、神霊廟の上に命蓮寺を建立し、その「ただならぬ気配」の復活を阻もうとしましたが……それが原作『東方神霊廟 ~ Ten Desires.』での異変の引き金となりました。 溢れかえる神霊を追ってきた主人公たちの前に姿を現した神子は、目覚めながら、この事態が起きることを既に予想しており、自身の目的を果たすため、主人公たちにこう宣言するのでした。 「さあ私を倒して見せよ。そして私は生ける伝説となる!」

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