伊吹 萃香

「伊吹 萃香（いぶき すいか）」は鬼の妖怪です。 鬼の妖怪はとても酒好きで、萃香も大のお酒好き。酔っぱらってない瞬間がないくらい、ずっとお酒を飲んでいます。言動も子供っぽく、それでいて酔っ払いなので、妖怪にしてはフレンドリーです。鬼として絶大な力を持ち、その実力は最強妖怪の一角と言われるほどです。 「密と疎を操る程度の能力」を持ち、物理的なものから概念的なものまで、あらゆるものを集めたり散らしたりすることができます。宴会好きな萃香は、この能力で人間や妖怪を集めてお祭り騒ぎを起こし、当の本人は体の密度を下げて霧となり、全ての宴会に参加していた……なんてこともありました。 「八雲 紫（やくも ゆかり）」とは古い仲だといいます。とある事情で、鬼たちは幻想郷から遠く離れていた時期があったのもあり、様々なものを懐かしがる言動が見られます。その見た目に反して、萃香はかなりの年長者であることが伺えます。 そして萃香の真骨頂が、その能力を用いて行う「巨大化」です。初登場の原作『東方萃夢想　～ Immaterial and Missing Power.』では、対峙する萃香が突如巨大化して踏みつぶそうとしてくることで、プレイヤーを驚かせました。逆に小さくなったり、ミニ萃香をたくさん作ることもできるようです。