依神 紫苑

よりがみ しおん


小坂井祐莉絵

栗栖 歳

キャラクター紹介

「依神 紫苑(よりがみ しおん)」は貧乏神です。見た目通り底抜けの貧乏です。 「自分も含めて不運にする程度の能力」を持ち、近くにいる人を巻き込んでみるみる貧乏にしていきます。その能力もあって、大体の人には嫌われてしまいます。 性格は無気力で卑屈、暗い上に他力本願。貧乏なので常にご飯に飢えており、食べ物への執念は深く、食べ物を粗末にする相手には怒ります。 双子の妹で疫病神の「依神 女苑(よりがみ じょおん)」と合わせて「最強最悪の双子」と称されています。 凶悪な能力を持つ紫苑ですが、なんと、不運が効かない相手がいます。天賦の強運を持つ天人(てんにん)、「比那名居 天子(ひななゐ てんし)」です。二人が対峙したのは原作『東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.』の異変を収束させる、最後の場面。無尽蔵のパワーを操る天子に対抗し、紫苑は圧倒的な負のオーラを放出して応戦します。 大変な強運を持つ天子にとって、紫苑の持つ底無しの凶運は「天子以外の相手にだけ直撃して自分には効かない」という、まさしく最高のパートナーです。かたや「最凶の貧乏神」、かたや「暇つぶしでやらかす天人」と言う、傍から見れば脅威にしかなり得ない大迷惑なコンビです。

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