封獣 ぬえ

「封獣 ぬえ（ほうじゅう ぬえ）」は正体不明です。種族は「鵺（ぬえ）」。頭、身体、尾がそれぞれバラバラの動物と言われている大妖怪です。 「正体を判らなくする程度の能力」を持っていることもあって、正体不明。実は、この黒髪に左右非対称の翼を持つ姿が「本当のぬえの姿」なのかはっきりしていません。大妖怪というだけあって、相当な実力者と言われています。同じく高い実力をもつ「二ッ岩 マミゾウ（ふたついわ まみぞう）」とは旧知の仲。マミゾウが幻想郷にやって来たのは、ぬえが呼び寄せたからなのです。 性格は一言でいうと「ひねくれ者」。他人が怖がるのを喜び、楽しそうであれば邪魔をします。そんな彼女が認める人間が、命蓮寺の僧侶「聖 白蓮（ひじり びゃくれん）」です。白蓮についていくため、命蓮寺で生活しています。 原作『東方星蓮船　～ Undefined Fantastic Object.』は、ある事情で封印されていた白蓮を復活させようと、彼女の弟子である妖怪たちが奔走するお話です。白蓮を復活させるためのキーアイテムを集める弟子たちの様子をみて、妖怪が人間側につくことが気に食わなかったぬえは、弟子たちの邪魔をします。しかし、白蓮は妖怪を救う人間だと教えられ、ぬえは白蓮への認識を改めるのでした。