藤原 妹紅

「藤原 妹紅（ふじわら の もこう）」は、人間を不老不死にする「蓬莱人（ほうらいびと）」にする薬を飲んでしまって「老いる事も死ぬ事もない程度の能力」を身につけた元・人間です。性格は少々やさぐれ気味。しかし、根は面倒見が良く、人助けに生きがいを感じるような善良な一面も持っています。 獣人の「上白沢 慧音（かみしらさわ けいね）」は不器用な彼女の数少ない理解者です。「宇佐見 菫子（うさみ すみれこ）」とは、初対面では険悪だったものの、拳を交わして意気投合した仲です。 妹紅には憎んでいる相手もいます。それが「蓬莱山 輝夜（ほうらいさん かぐや）」です。妹紅が飲んだ薬は、元は輝夜が持っていたもの。その経緯は割愛しますが、今でも妹紅は輝夜相手に何度も決闘を挑んでいます。輝夜も輝夜で、原作『東方永夜抄　～ Imperishable Night.』では、妹紅へ刺客をけしかけるシーンも。そんな二人ですが、永遠亭からお忍びで抜け出したい輝夜をこっそり妹紅が連れ出している、という噂もあったりします。 妹紅と輝夜は、周りを巻き込みながら、憎みつつも仲良く殺し合いをする「日常」を送っているのでした。